世界の公衆無線LAN利用は46%増――米Ipass調べ

ビジネスマンの公衆無線LAN利用では、世界の都市別順位で東京が3位となった。

» 2008年09月24日 18時17分 公開
[ITmedia]

 企業向け無線データ通信サービスの米Ipassは9月24日、2008年1〜6月期の公衆無線LAN利用状況の調査結果を発表した。ビジネスユーザーの利用は、前年同期比46%増となっている。

 都市別では、ロンドンが同27%増で首位となり、世界全体に占める割合は1.1%だった。2位のシンガポールは同317%増と急成長し、世界全体に占める割合も0.7%。3位の東京は同141%で、世界全体に占める割合は0.5%だった。

 主要地域別では、欧州が前年同期比89%増となり、世界全体の47%を占めた。2位の米国は同17%増で世界全体の45%を占め、前年同期の首位からを順位を下げた。日本を含むアジア太平洋地域は同54%増で、世界全体の6%を占めた。

 国別のトップは、同16%増の米国で世界全体の44%を占めた。以下、英国(13%)、ドイツ(12%)、フランス(5%)、スイス(4%)の順だった。日本は同78%増の7位となり、世界全体に占める割合は2%だった。

 場所別では、空港が全体の40%を占めて最多となり、以下、ホテル(34%)、レストランなど(26%)が続く。国内の利用場所トップ10では、首位が成田空港、2位が羽田空港、3位が大阪空港だった。

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