Nokiaが企業向け電子メールプラットフォームなどビジネスモビリティソリューションの開発を中止し、他社のものを採用する戦略へと転換する。
フィンランドのNokiaは9月29日、ビジネスモビリティ戦略を大幅に変更することを明らかにした。企業向け電子メールプラットフォームの開発を中止し、他社のソリューションを採用するという。
今後は自社の携帯電話および企業向けアプリケーションを、Microsoft、IBM、Ciscoなど他社が提供するソフトウェアと組み合わせ、企業向けソリューションとして提供していく計画。これまで企業向け電子メールの開発に割いていたリソースは、コンシューマー向けの新型プッシュメールサービスの開発に充てる。
Nokiaはまた、中核事業により大きな力点を置くため、セキュリティアプライアンス事業を金融投資企業に売却する交渉を進めていることも明らかにした。
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