名刺管理とCRMを組み合わせたSaaS型サービスを日本オラクルが提供し始めた。名刺情報から商談、案件の成約までを支援する。
日本オラクルとイーシステムは11月13日、名刺管理サービスとCRM(顧客関係管理)アプリケーションを連携したサービスの提供を開始した。名刺交換から商談、成約までの業務プロセスを支援する。
同サービスはイーシステムのSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型名刺管理サービス「アルテマブルー」とオラクルのSaaS型CRM(顧客関係管理)アプリケーション「Oracle CRM On Demand」を連携したもの。
具体的には、アルテマブルーで読み取った名刺情報を、Oracle CRM On Demandに案件候補情報として取り込む。事前の設定に基づき、案件候補となる担当者に名刺情報を割り当てたり、簡単な操作で商談情報に変換したりできる。商談における意思決定者、パートナー、関連の競合企業や商談履歴などの情報を把握できるようになる。
価格は1ユーザー当たり月額1万1609円から、名刺を読み取るスキャナなどの設定には別途費用が掛かる。2社共同でサービスを販売していくとしている。
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