JR東海は、東海道新幹線の17駅とN700系「のぞみ」号の車内で公衆無線LANサービスを開始する。
JR東海は12月18日、2009年3月のダイヤ改正から東海道新幹線の17駅とN700系車両を使用した「のぞみ」号の車内で公衆無線LANサービスを開始すると発表した。
利用できるプロバイダの対応サービスは、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」、NTTドコモ「mopera U(U「公衆無線LAN」コース)」「Mzone」、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」、UQコミュニケーションズの「UQ Wi-Fi」など。利用可能な駅は、東京と品川、新横浜、小田原、熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、三河安城、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪の各コンコース待合室となる。
N700系の車内で利用するサービスでは、サービスポータルのWebサイトを用意し、設定方法などを紹介する。なお、車内で利用する場合は、車体のアクセスポイントから線路上に敷設された「同軸漏えいケーブル」を経由してインターネットに接続する仕組み。通信速度は最大2Mbps程度になる見込みで、同社では「動画閲覧には向かないが、電子メールやインターネットなどのビジネスユースには十分対応できる速度」と説明している。
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