発想を転換せよ――オルタナブロガーの不況対策案オルタナブログ通信(2/5 ページ)

» 2009年01月09日 15時56分 公開
[森川拓男,ITmedia]

友達を「削除」?

 友達――毎日のように会う仲間から、年に一度の年賀状のみでつながった知人まで、いろいろな友達がいる。2008年末オルタナブロガーの間で、そんな友達についての話題が取り交わされていた。

 キッカケの1つは、12月12日に投稿された伊藤靖氏「おるたなてぃぶ思考+etc」の大人になってからの友達だろうか。伊藤氏のエントリーを受けて書かれた、大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」の大人になってからの友達しかいないは、逆に子ども時代の友達がおらず、大人になってからの友達が多いという。

 伊藤氏と大木氏のエントリーを受けて書かれた吉田賢治郎氏「けんじろう と コラボろう!」のネットで大人の友人は作れるか?〜大人になってからの友達とは?では、ネットでの友達も含めて考察を試みている。

 また、加藤恭子氏「きょこ コーリング」の友達が変化するときでは、自分が成長して、ライフスタイルが変化することで友達が変化していく様子を考察している。

 あらためて考えてみると、実は友達という言葉は、Webサービスを利用しているときに、無意識に使ってきていたのだ。

 ITmedia海外速報部・澤由紀子氏「海外速報部ログ」の「友達」という名称がいけない、SNSや、大木豊成氏オンラインもオフラインのように 〜SNS編〜で、「[WSJ] 「絶交ってこと?」――SNSで友達削除の難しさ」という記事が取り上げられた。申請を受ければ、深く考えもせずに「友達」として承認してしまう人も多いが、承認する一方で、削除することもあるのだ。はたして、あなたは「友達」を削除できるだろうか。

Googleにいくら払いますか?

 Googleのサービスは無料で提供されているが、ITmedia海外速報部・澤由紀子氏「海外速報部ログ」のどんどん便利になるGoogleが怖いにあるように、Googleは日々進化を遂げており、便利に感じると同時に怖さを感じることもある。

 2008年は、これまで無料が当たり前と思ってきたサービスにも、課金サービスが着々と登場した年だった。そこで、もしGoogleが有料化した場合はどうなるだろうかと考察してみたのが、加藤和幸氏「てくてくテクネコ」のグーグルにいくら払いますかだ。読者はどう感じただろうか。

 大迫正治氏「大迫正治 REPEDANT BLOG」のFriend ConnectとFacebook Connectのプラットフォーム戦争を図解では、2008年5月に発表された米Googleと米Facebookのログイン情報共有技術について解説。この動きが、今年どのように進んでいくかは注目だ。さらに大迫氏はGoogleが韓国のスターバックスで無料ネット接続環境を提供で、韓国でのネット接続サービスを紹介している。なかなか興味深い動きだ。

 このように、さまざまなサービスが展開されているGoogleだが、一企業としてみた場合を考察したのが、岩下仁氏「グローバリゼーションの処方箋」のGoogleの事業戦略は存在するのかだ。確かに、チームごとの動きは分かるのだが、Google全体の事業戦略は、あまり見えてこない気がする。

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