トヨタグループが採用している研修プログラムが1月に販売される。自社向けの研修教材を作成し、社員を社内講師として育成できるほか、研修を外注する場合に比べてコストを半分以下に抑えられるという。
人材研修や育成業務を手掛けるプレセナ・ストラテジック・パートナーズは、トヨタ自動車などが採用している「研修内製化プログラム」を、1月よりトヨタグループ以外にも販売すると発表した。
同プログラムは、研修教材作成と社内講師育成を目的として、顧客企業ごとのケーススタディや教材を作成するもの。自社向けに開発した研修教材を利用することで、研修を外注する場合に比べて5割以上のコストを削減できるという。
同社は、景気後退により研修費などの管理費を減らそうとする企業が増えていることを受け、プログラムを外部に販売することを決めた。
プレセナ・ストラテジック・パートナーズは、ビジネススキルの体系化と普及を目指して、ボストン・コンサルティング・グループ、アクセンチュアなどの出身者が2006年に設立した。
職場活性化術講座:どんなに小さな組織も「大型タンカー」だと思え
Accenture View:競争を勝ち抜くアウトソーシングの効果的な利用法
職場活性化術講座:定着している「職場のウソ」を把握せよ
人事戦略コンサルタントの提言(3):社員が育つ――中堅中小企業の評価制度設計の進め方Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.