NECソフト、送信メールを暗号化するメールセキュリティ製品発売誤送信の抑制

NECソフトは、インスパイアーと共同開発したメールセキュリティアプライアンス「AddPoint/SA」を発売した。

» 2009年01月15日 17時09分 公開
[ITmedia]

 NECソフトは1月15日、インスパイアーと共同開発したメールセキュリティアプライアンス「AddPoint/SA」を発売した。情報漏えい対策サーバ「AddPoint/MailWallServer」と連携して、電子メールの誤送信を抑止する。

 AddPoint/SAは、オレンジソフトが開発してインスパイアーが販売する暗号化製品「BRODIAEA safeAttach」を搭載。送信メールの添付ファイルを自動的にZIP暗号化する。パスワード利用などの暗号化ルールや同時送信数の制限、添付ファイルの拡張子変更、アクセス制限などの設定ができ、暗号化したログの履歴管理もできる。

システム構成イメージ

 メールソフトウェアから送信をするだけで添付ファイルが暗号化されるため、送信者のマシン上に専用ソフトウェアなどを用意する必要がなくなる。電子メール運用規定や電子メールログの保存や検査機能などを持つ電子メール管理サーバ製品「AddPoint/MailWallServer」と連携することで、送信ミスによる情報漏えいリスクを軽減できるという。

 AddPoint/SAの価格は、導入1台目が350万円、2台目以降は280万円、2年目以降の年間保守料金は70万円となる。同社では今後3年間に250セットの販売を見込む。

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