W杯南米予選でマラドーナ監督率いるアルゼンチンに敗れたペルーのサッカーファンが、腹いせにマラドーナ監督の個人サイトを改ざんした。
サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の南米予選でマラドーナ監督率いるアルゼンチンに敗れたペルーのサッカーファンが、腹いせにマラドーナ監督の個人サイトを改ざんする騒ぎがあったと、セキュリティ企業の英Sophosが伝えた。
2010年のW杯出場を目指すアルゼンチンは10月10日、劇的な決勝点でペルーを破ったが、Sophosのブログによれば、これを受けて「Elite-Peruvian」を名乗る人物がマラドーナ監督のサイトをハッキング。涙を流すマラドーナ監督の写真とペルーのナショナルチームの写真を掲載し、スペイン語で「われわれはサッカーでは負けたがWebでは勝った」などと中傷的な文言を書き込んだ。
この騒ぎの教訓としてSophos研究者のグラハム・クルーリー氏は「Webセキュリティを“神の手”に委ねてはいけない」とコメント。ハッキングの被害に遭わないためにはシステムのセキュリティを固め、ベストプラクティスに従うことだとアドバイスしている。
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