JavaScriptベースのデータ主導型リッチインターネットアプリケーションを迅速に開発できるJavaScriptアプリケーションサーバ「Persevere 1.0」がリリースされた。
JavaScriptアプリケーションサーバを開発するPersevereプロジェクトは11月13日、Google Code上で「Persevere 1.0」を公開した。JavaScriptベースのデータ主導型リッチインターネットアプリケーション(RIA)を迅速に開発できるという。
Persevereは、Dojo Foundationのオープンソースプロジェクト。HTTP/REST、JSON-RPC、JSONPath、REST Channelsなどの標準ベースの通信プロトコルを利用し、クライアントとサーバで相互運用性のあるフレームワークの提供を目指す。
中核となるのは、JavaScriptアプリケーションサーバ「Persevere Server」とJSONストレージ。Persevere Serverは「Rhino」(MozillaによるJavaScriptのJava実装)を利用したJavaScript環境で、JSONデータのパーシスタントデータストレージを提供する。データはスキーマフリーで保存され、RESTful JSONインタフェースによりデータの読み込み/作成/更新/削除などを行う。クエリはJSONQuery/JSONPathを利用、Rest ChannelsとBayeuxに対応したCometベースのデータモニタリング機能も提供する。
Persevere JavaScriptクライアントを含むが、標準ベースのインタフェースによりほかのフレームワークやクライアントも利用できるという。プラグインアーキテクチャにより、SQLテーブルやXMLファイルをデータソースとして利用できる。
Persevereは、修正BSD Licenseの下でコードが公開されている。
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