グレープシティはJava向けのパフォーマンスツール「JProbe 8.2J」の日本語版を発売すると発表した。
グレープシティは12月17日、Java向けのパフォーマンスツール「JProbe 8.2J」の日本語版を2010年1月27日に発売すると発表した。Javaの開発環境としてユーザーの多いEclipseにJProbeの全機能をプラグインとして追加した。プログラマーの作業負担を抑え、単体テストをしやすい開発環境を提供する。
Eclipseとの統合により、プログラマーのアプリケーション開発時間が3分の1程度に減らせるという。通常は、Eclipse環境でコンプライルしたクラスをJProbe側に移行させる必要があるが、新製品ではEclipse上の環境にあるツールとしてそのままJProbeを操作できるため、手間が大幅に省ける。
新版では、処理の遅延につながるデータベースへのアクセス処理をアプリケーション固有の処理と分離して、個別に計測できるようにしている。
価格は1開発ライセンスが19万9500円、1コンカレントライセンスは66万円。使用台数制限のないコーポレートライセンスを日本独自に提供する予定で、参考価格は1500万円程度としている。
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