「Firefox 3.5.6」と「SeaMonkey 2.0.1」では7件の脆弱性を修正した。
Mozilla Foundationは12月15日付でFirefoxブラウザの更新版を公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。
Mozillaのアドバイザリーによると、更新版の「Firefox 3.5.6」では計7件の脆弱性を修正した。このうち危険度が最も高い「最高」レベルは3件あり、libtheora動画ライブラリの整数オーバーフロー問題、liboggplayメディアライブラリに関するメモリの安全問題、メモリ破壊の形跡があるクラッシュ問題がそれぞれ解決された。いずれも悪用された場合、任意のコードを実行される恐れがある。
また、同日公開された統合アプリケーションの更新版「SeaMonkey 2.0.1」でも、Firefoxと同じ脆弱性が解決された。
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