Twitterユーザー、アクティブなのはニューヨーカー――Sysomos調べ

Twitterユーザーの国別分布は米国が51%で圧倒的だが、半年前の調査時点からは落ちており、ブラジルやインドネシアでユーザーが増加している。

» 2010年01月15日 16時33分 公開
[ITmedia]

 カナダのソーシャルメディア分析会社Sysomosが1月14日、Twitterユーザーの動向に関する調査結果を発表した。国別のTwitterユーザー分布では、2009年6月に62.14%を占めていた米国が50.88%にシェアを落とし、一方ブラジル、インドネシア、ドイツでユーザーが増加した。

 Sysomosは2009年10月16日〜12月16日にツイート(つぶやき)を投稿した1300万のTwitterアカウントを分析し、この調査をまとめた。アカウントの位置情報は、ユーザーが開示しているデータから同社独自の技術で抽出したもの。Twitterユーザーの国別分布は以下の通り。

sysomos1 Twitterユーザーの国別シェア(資料:Sysomos)

 日本のユーザーは2009年6月の0.71%から1.22%にシェアを拡大した。

 国別のツイート数では米国や英国がユーザー数を上回るシェアになっており、比較的アクティブであることが分かる。

sysomos2 ツイート数の国別シェア(資料:Sysomos)

 都市別でのTwitterユーザー/ツイート数分布では、ニューヨークがユーザー数が1.44%でツイート数が2.37%と最もギャップが大きく、ニューヨーカーがアクティブなユーザーであることを示している。

sysomos3 都市別のユーザー数とツイート数(資料:Sysomos)

 なお、同調査の過程で、Twitterが2009年8月にリリースしたgeo-location APIはほとんど使われていないことが明らかになった。調査した全ツイートのうち、ジオタグがついていたのはわずか0.23%だったという。

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