日本オラクル、日本HP、B-EN-Gの3社、製造業向けERP導入で協業

日本オラクル、日本ヒューレット・パッカード、東洋ビジネスエンジニアリングの3社は、製造業向けERPのグループ展開を支援することで協業すると発表した。

» 2010年01月18日 16時46分 公開
[ITmedia]

 日本オラクル、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の3社は1月18日、製造業向けERPのグループ展開を支援することで協業すると発表した。

 協業では、日本オラクルのERPパッケージの「Oracle E-Business Suite R12」と日本HPのITインフラ統合ソフトウェア「HP BladeSystem Matrix」を組み合わせて顧客に提案する。B-EN-Gは、Oracle E-Business Suite R12をベースとした製造業向けテンプレート「b-MD(Business Enhancer for Manufacturing / Discrete)」を活用し、2015年から始まるといわれる国際会計基準(IFRS)にユーザー企業が対応し、グループ全体の経営パフォーマンスを管理できるようにする。

 日本オラクルと日本HPは、Oracle E-Business Suite R12をHP BladeSystem Matrixで稼働させるためのパフォーマンスチューニングや技術検証を済ませ、最適な構成で顧客に提供することで、導入期間の短縮と早期ROI達成を支援する。

 B-EN-Gのb-MDは、Oracle E-Business Suite R12の財務会計とサプライチェーン管理機能を中心に、製造業向けERPとして統合している。特に、IFRS対応に必要な管理手法、複数帳簿、収益認識に関する機能を備えている。

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