リコーはデジタル複合機とPCをウィジェットを介して通信させる新サービスを国内向けに開始した。
リコーは1月26日、デジタル複合機とPCをウィジェットを介して通信させる新サービスを同日から国内向けに開始したと発表した。
サービス名は「App2Me」。利用者は専用サイトからApp2MeウィジェットをPCにダウンロードするだけで、通信を含めた動作環境を構築できる。これにより、ユーザーはデジタル複合機のスキャン、印刷などの機能をウィジェットの画面上で簡単に操作できる。
App2Meウィジェットには、PCであらかじめフォルダや電子メールアドレスなどの宛先を設定できるウィジェット「Scan2Me plus」や、両面集約印刷、中とじ印刷などができる「ecoフレンドリープリント」といった機能がある。
いずれも、App2Meの専用Webサイトから無償でダウンロードできる。同社はこれまで、さまざまな機能をデジタル複合機に盛り込んできたものの、機能の存在がユーザーに伝わっていないなどの反省があったとしている。ウィジェットを使い、ユーザーに多彩な機能を使いこなしてもらう考えだ。
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