Oracle、Eclipse向けの無償プラグイン最新版をリリース

Oracleは、Eclipse向けの無償プラグインを発表。Eclipseを利用してFusion Middleware向けのJava EEおよびWebサービスアプリケーションを構築できる。

» 2010年02月08日 14時47分 公開
[末岡洋子,SourceForge.JP Magazine]
SourceForge.JP Magazine

 米Oracleは米国時間の2月4日、オープンソースのIDE「Eclipse」向けの無償プラグイン「Oracle Enterprise Pack for Eclipse 11gR1(11.1.1.4)」を発表した。「WebLogic」向けの機能強化により、Eclipseユーザーはコードの品質を高めつつ開発時間を短縮できるという。

 Oracle Enterprise Pack for Eclipse 11gは同社のミドルウェアプラットフォーム「Oracle Fusion Middleware」のコンポーネントで、Eclipseを利用してFusion Middleware向けのJava EEおよびWebサービスアプリケーションを構築できる。

 最新版では、ビジュアルツール「AppXRay」が新たに加わった。依存性を視覚的に表示するもので、リアルタイムでJava、JSP、JSF、JSTLのアプリケーションにおける依存性の分析や検証が可能という。WebLogicの「FastSwap」もサポート、AppARayと併用して、再実装することなくJavaクラスを変更できる。

 JMS(Java Message Service)設定ファイルの作成を合理化できる「WebLogic Server JMS Deployment DEscriptor Editor」も導入された。また、WYSIWYGでのWebページ編集、JAX-WS Webサービス検証なども加わっている。

 最新のOracle Enterprise Pack for Eclipseは、Oracleの開発者向けサイトから入手できる。Eclipse本体とプラグインをセットにしたインストールも可能。



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