4月3日、アメリカでiPadが発売された。発売初日で30万台を販売したというから、その人気の高さがうかがえる。
オルタナブロガーも発売を前に、思いをはせていた。大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」のiPad発売まで1週間、準備はいいですか?や、市川朝之氏「Touch and Go」のiPad購入前準備としてPocket WiFiをGet!は、購入前の準備を行なった。
使い方についても、さまざまなアイデアが提案された。
ブロガー | ブログ | iPadの使い方 |
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青山航氏 | 「Nothing is lost for asking」 | 筆記用具が要らなくなる日、iPadが大学生にもたらすもの |
大木豊成氏 | 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 | オフィスとビジネスをスマートにするiPad、という使い方 |
広屋修一氏 | 「広屋修一の「Webマーケティングの進化は続く」」 | iPad 動画ガイドツアー(画面の大きさうまく使っていると感心) |
本田雅一氏 | 「パースペクティブ・アイ」 | iPadの通信用SIMカードはどうなるのかな? |
松尾公也氏 | 「CloseBox and OpenPod」 | iPad as a 楽器(楽器としてのiPad)、いまのところのまとめ |
面白かったのは、佐藤比呂志氏「隠れた財産」のアップル、「iPad」商標を富士通より取得という情報だ。最近中国絡みで商標問題が話題となることが多いが、これはすんなりいったようだ。
電子書籍リーダーとしても注目されているiPad。佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」はiPad、大手書店だけじゃなく自費出版サイトとも提携という興味深いエントリーをアップした。
林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」の今週の電子書籍ニュース(2010.3.22〜3.27)でも紹介されているように、電子書籍に関するニュースが日々増えている。もちろん既存の出版社も黙ってはいない。
面白い提案は、山口陽平氏「一般システムエンジニアの刻苦勉励」の企業向けの書籍の電子化は出版社にとってもメリットがあるのではだ。社内情報共有の観点からも有益なアイデアだろう。
自著をフリーダウンロード公開した永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」は、【フリーミアム実験結果】 有料版/無償版比率=5%ではなく0.32%でしたという実験結果を公開した。そして、「電子書籍時代のビジネスパーソン出版戦略」の本を企画していますという話も進行しているそうで、楽しみだ。
iPhoneにはKindleアプリがあるが、Androidにはない。続々と登場するAndroid携帯を買いたいがKindleがないと……と思っていた人に朗報だ。佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のAndroid版Kindleも出そうなんで、ソフトバンクのDesire買おうかなっとによると、時期は未定ながらも「Kindle for Android」が準備されているらしい。現状iPhone1人勝ちのスマートフォン市場が変わる一因となるかもしれない。
4月に入ってから話題沸騰なのが、日本経済新聞の電子版だ。詳しくは次回取り上げるが、大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」の日経新聞Web刊で考える電子版ニュースの有償化では、大木豊成氏が取ったアンケート結果から、とある分析を行なっている。
そして、大野元久氏「IT's my business」のDK(UK)の「出版の未来」が凄い(なので訳してみました)。「出版の未来」とは何なのか。読者自身の目で確認してほしい。そして考えてみよう。
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