相変わらずTwitterが盛り上がっている。テレビやラジオなどのメディアでTwitterが特集されたり、書店ではTwitter本コーナーが設置されている。そんなTwitter本の中から、今泉大輔氏「シリアルイノベーション」が書籍メモ:「ツイッターノミクス」 - フォロワーが増える、増えないのヒントと「ツイッターノミクス」のタラ・ハントが言う「市場は対話である」とはどんなこと?を紹介した。
今泉大輔氏のTwitterのゆるさはまんま、グラノベッターの「弱い紐帯」(Weak Ties)の"Weak"だった、Twitter+リアルイベントで起こっている「リワイヤリング」が幸運を運んでくる背景は、Twitterの特徴がよくまとまっている。併せて読んでほしいのが、岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」の脊髄反射のできるTwitterが内包するソーシャルメディアの一つの側面と、【ちょっと言い訳】 TLに見えた「Twitterに入れ込みすぎてブログのエントリーが全然上がらない人がいるらしい」に素直に「呼びました?」と答えるの巻だ。Twitterが抱える問題点も、浮き彫りにされた。
最近、Twitterとイベントを連動させる動きが多く見られる。
ブロガー | ブログ | Twitterとイベントのコラボレーション |
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今泉大輔氏 | 「シリアルイノベーション」 | 私的な飲み会をTwitterイベント化する6つの方法 |
永井孝尚氏 | 「永井孝尚のMM21」 | Twitterと連動した、『朝カフェ勉強会』(仮称)の提案 |
新倉茂彦氏 | 「新倉茂彦の情報セキュリティAtoZ」 | Twitterのオフラインイベントに参加して、ハマコー先生の直筆サイン本をゲットしただう! |
藤井等氏 | 「Allegro Barbaro」 | バーチャルイベントはどうだったのか? |
本荘修二氏 | 「Dr.本荘の Thought & Share」 | ソフトバンク OPEN DAY @Ustreamをみた、予想以上 |
企業のTwitter活用についても、さまざまな意見が発信されている。
ブロガー | ブログ | 企業のTwitter活用例 |
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今泉大輔氏 | 「シリアルイノベーション」 | 米国の小規模な飲食業のTwitter事例から学べる11のノウハウ |
斉藤徹氏 | 「in the looop」 | 【第二回】 企業ツイッター,国内外の活用事例を総まとめ - 対話エンゲージメント13事例 |
山岡大介氏 | 「山岡週報」 | 孫社長のtwitter活用から思うこと - 新入社員も「やりたいこと」をシェアしよう |
興味深い調査結果を紹介してくれたのは、青山航氏「Nothing is lost for asking」の「基本的に見るだけ」が圧倒的なTwitterとその成長ポテンシャルについて。筆者もどちらかというと“見るだけ”かもしれない。
また、Twitterやブログは自分にパーソナルタグを付ける行為だと説くのは、林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」のソーシャルメディア時代のパーソナルタグだ。自身の活動例も紹介している。
Twitterをどのような立場で使うのかによって、気を付けるべき点がある。ビジネスパーソンがTwitterを利用する場合は、どのようなことを念頭に入れておくといいのだろうか。林雅之氏の私のTwitterでの"つぶやきポリシー"では、林雅之氏の“つぶやきポリシー”が公開されている。ビジネスパーソン諸氏の参考になるだろう。
佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の電車内での携帯電話使用ルールとか、社会的合意形成ってやっぱり大変なのですね(汗には、いろいろ考えさせられた。電車内に限らず、携帯電話のマナーは利用者個々人が考えるべき問題だ。
現在の携帯電話の旬は、何と言ってもiPhoneを始めとするスマートフォンだ。斉藤徹氏「in the looop」のiPhone/Androidが圧倒。最新スマートフォン,多機能携帯電話のシェア動向といったデータも公開されている。しかし、これからリリースされる新機種によっては、シェアに変化が生まれる可能性もある。
いまオススメのスマートフォンはと問われても、松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」のAndroidは「iPhoneにできること全部」カバーする必要ないのではにあるように、答えはなかなか出ないようだ。今すぐ購入するならiPhoneがいいだろうし、もう少し待てるのならば、次世代iPhoneやほかのスマートフォンといった選択肢が生まれるようなのだ。
前回も取り上げたradikoは、iPhoneでは聞くことができない。しかしミニFMを受信できるiPhoneアプリが発売されたと、谷川耕一氏「むささびの視線」のラジオがいま来そうな予感で紹介された。
iPhoneアプリでは、青山航氏「Nothing is lost for asking」の孤独な戦いとはオサラバ。Runkeeperで自分の走りを記録しながらみんなにみてもらおうが、なかなか面白そうだ。
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