Pandaが無償マルウェア対策サービスをリリース、日本語に対応

Panda Securityは、個人向け無償マルウェア対策サービスの最新版をリリースした。

» 2010年06月04日 15時28分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 セキュリティ企業のPanda Securityは6月4日、個人向けに提供する無償マルウェア対策サービス「Panda Cloud Antivirus」の最新版を公開した。日本語版や有償版サービスも新たに提供する。

 Panda Cloud Antivirusは、同社のデータセンターを介してPCのマルウェア対策を行う。一般的なセキュリティ対策ソフトは、PCに定義ファイルをダウンロードして検出・駆除を行うが、同社のサービスでは検出作業をデータセンターで行うため、PCに定義ファイルをダウンロードする必要がない。軽量なエージェントソフトのみで動作するために、PCのパフォーマンスに与える影響が小さいのが特徴。エージェントソフトにもマルウェア検出機能が搭載されているが、最新の脅威に対処するにはインターネット接続が必要になる。

 今回のリリースで日本語を含む20カ国語に対応した。無償版は不正プログラム特有の動作を検知する機能などを搭載した。新たに提供する有償版の「Panda Cloud Antivirus Pro」は、自動バージョンアップ機能や外部ストレージのマルウェア対策、振る舞い検知機能を搭載する。価格は1年利用が2995円、2年利用が5095円、3年利用が6595円となっている。

 無償版および有償版は同社の専用サイトから入手できる。

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