1日当たり1億枚以上の写真が投稿されているというFacebookに、タグ付けを簡易化するための顔認識機能が追加される。
米Facebookは7月1日(現地時間)、投稿写真にタグ付けする際に利用できる自動顔認識機能を追加すると発表した。現在は一部のユーザー間でテスト中で、間もなく全会員向けに公開する計画という。
同社によると、Facebookの会員の99%は少なくとも1枚は写真を投稿したことがあり、1日当たり1億枚以上の写真が投稿されているという。投稿の際、ユーザーは写真に撮影した場所の地名や写っている人の名前などのタグを付けることが多い。新機能は最近のデジタルカメラなどが採用している顔認識機能と同じようなもので、写真内の人の顔を認識すると「Whose face is this?」と問い掛けて人名タグの入力を促す。
この機能は、Facebookが4月に買収した写真共有サービス米Divvyshotの技術を採用したものだ。Divvyshotの元CEOで現在Facebookでプロダクトマネジャーを務めるサム・オディオ氏は、近いうちにさらに写真関係の新機能を発表するとしている。
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