「Picasa Web Albums」の新機能「name tags」は、写真内の顔を認識し、同一人物の写真ごとにグループ分けできる。
米Googleは9月1日、写真共有サービス「Picasa Web Albums」を刷新、新機能を追加した。また写真管理ソフトの最新版「Picasa 3.0」のβ版をリリースした。
Picasa Web Albumsには、顔認識技術で写真内の同一人物を見分け、自動的に分類する「name tags」機能が追加された。アルバム内の特定の人物の写真に「name tag」を割り当てると、ほかの写真に写った同一人物を自動的に識別。人物別にスライドショーやアルバムを作成するなどの作業が簡単に行えるようになる。
新たに追加された「Explore」ページでは、ほかのユーザーが一般公開している最新の写真を閲覧できる。このページでは、ジオタグがつけられた写真の撮影場所を当てる「Where in the World」ゲームを楽しめる。
Picasa 3.0 β版は、Picasa Web Albumsとの連係機能が強化された。新たに設置された「sync to web」ボタンをクリックすると、PC上の特定のアルバムとPicasa Web Albumsとを同期させることができる。例えばPC上のアルバムを編集したり新たな写真を追加すると、その変更が自動的にPicasa Web Albumsに反映される。またPicasaから直接、Picasa Web Albumsで共有したい写真を選んだり、画像サイズを変更するなどの操作ができるようになった。
そのほか、写真とコンテンツのレイアウトを容易にするドラッグ&ドロップツールや、写真の傷や古い写真を修整するレタッチブラシ、1クリックでYouTubeにスライドショーをアップロードできるツール、赤目除去ツールなど、さまざまな写真編集機能が追加された。
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