Microsoft、Windows 7およびWindows Server 2008 R2 SP1のRCを公開

2つの仮想化関連機能を追加したWindows Server 2008 R2とWindows 7のリリース候補版が公開された。正式版は2011年第1四半期になる見通しだ。

» 2010年10月27日 16時08分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは10月26日(現地時間)、「Windows 7」および「Windows Server 2008 R2」のService Pack(SP)1のリリース候補(RC)を公開した。TechNetのサイトからダウンロードできる。正式版は2011年の第1四半期に公開する見通しだ。

 Windows Server 2008 R2のSP1には、「RemoteFX」と「Dynamic Memory」という新しいデスクトップ仮想化機能が盛り込まれた。RemoteFXは、仮想環境でAeroやSilverlight、3Dアプリケーションなどのリッチメディアをリモートからローカル環境並みの性能で実行できるようにする技術。Dynamic Memoryは、物理ホスト上の全メモリをプールして、必要に応じて動的に仮想マシンに配分する。

 Windows 7のSP1には、既にWindows Updateで配信されてきたアップデートと、Windows Server 2008 R2 SP1に追加された機能に対応するためのアップデートが含まれる。

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