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» 2010年11月12日 16時54分 公開

オルタナブログ通信:永遠に生き続けるブログ (3/5)

[森川拓男,ITmedia]

あなたの死後、ブログはどうなるだろうか?

 たったひとつの記事にコメントが6万5700件以上もついているブログがあります.最終更新日は,2008年12月5日.およそ2年も前に更新が途絶えたブログです

 死後も生き続けるブログ:ショック・アブソーバー


 福田浩至氏「ショック・アブソーバー」の死後も生き続けるブログというエントリーは、なかなか考えさせられるものだった。

 故飯島愛さんの「ポルノ・ホスピタル」の最後の投稿のタイトルは「凄い人だったよ」。内容は2行の短い文章と2枚の写真だけです――飯島氏が亡くなられてから2年もたつことも驚いたが、いまだにブログが残り、数多くのコメントが付け続けられている事実にはさらに驚かされた。

 アメーバブログでは、ブロガーが死亡した場合どのような措置を取るのか。規約には、「会員の承諾を得ずに,弊社(サイバーエージェント)の裁量によりただちに当該会員を退会させることができる」とされているという。つまり、ブロガーが死亡したら、いつ削除してもいいということになっている。

 しかし飯島氏のような著名人の場合はともかく、一般人の場合は死亡を確認する術はない。福田氏はそれらの点についてサイバーエージェントに問い合わせをしている。サイバーエージェントからは丁寧な回答が寄せられているので、ぜひエントリーを読んでもらいたい。死後2年弱が経過した現在もなぜ飯島氏のブログが閉鎖されずにいるのか、その理由も説明されている。

 筆者も、とあるファンサイトの運営者が死亡し、友人が残されたページを守っているケースを見ている。オルタナブロガーでも1年余り前に高橋徹氏が亡くなられたが、ページは保存されていて、いまでも読むことができる。

編集部注:高橋氏のブログはご遺族に相談をしたところ、閉鎖の要望がなかったため継続掲載しております。

 自分の死後にブログやSNSがどうなるのかは、大切な問題だ。福田氏が指摘する死亡認定や遺言などの問題も出てくるだろう。個人的には、死亡したからといって簡単に削除してしまうのではなく、残してほしいと考える。福田氏も言うように、「限定された目的とはっきりとした指向性を持ったユーザーが確実に訪れるページ(コンテンツ)を獲得できる機会」でもあるのだ。

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