NECは、最大3世代分のデータバックアップが可能なデータウェアハウスアプライアンスの新製品を発売した。
NECは4月22日、データウェアハウス(DWH)アプライアンス「InfoFrame DWH Appliance」の新製品として、データバックアップ機能を内蔵した「高速バックアップモデル」2機種を発売した。
新製品は、バックアップ用のストレージおよび管理サーバを内蔵し、最大3世代分のデータバックアップが可能。バックアップ用システムを別途構築する必要がなく、コストや機器の設置面積を削減できるとしている。DWHとバックアップ用ストレージがファイバチャネルで接続され、外部ストレージを利用する場合に比べて、バックアップ時間も約8割削減できるという。
ラインアップは、バックアップ容量が10テラバイトの「ZA25B」(税抜き6500万円)と、同20テラバイトの「ZA50B」(同1億2000万円)。出荷開始時期は、ZA25Bが4月末、ZA50Bが受注生産となる。同社では今後3年間で計100システムの販売を見込む。
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