節電対策を支援する施策、日本オラクルら3社が提供

日本オラクルとオムロン、新日鉄ソリューションズは、企業や生産設備で使用される電力量の可視化や節電対策を支援するソリューションを提供する。

» 2011年07月06日 16時29分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 日本オラクルとオムロン、新日鉄ソリューションズは7月6日、「電力ピーク低減ソリューション」の提供を開始した。企業が使用する電力のピーク分析や節電対策の立案などに必要な情報などを提供するという。

 電力ピーク低減ソリューションは、日本オラクルの電力・生産情報可視化アプリケーション「Oracle Manufacturing Operations Center」とオムロンの電力センサーを組み合わせたもの。製造分野向けのシステムサービスで実績のある新日鉄ソリューションズのノウハウを活用して、使用電力量の可視化やピークの低減といった施策を支援する。

 日本オラクルとオムロンは、エネルギー消費を一元管理するためのデータモデル「SSDM(Sustainability Sensor Data Management)」を共同開発し、生産活動の改善や効率化によって削減できるエネルギーを自動的に算出できるようにした。3社ではソリューションに用いるシステムの検証も終えているという。

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