Twitter、Webアプリ開発ツール「Bootstrap」を公開

Twitterがサードパーティー向けに、CSS利用のWebアプリフロントエンド開発ツールを無料で公開した。

» 2011年08月22日 08時17分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは8月19日(現地時間)、CSSを使ってWebアプリのフロントエンドを開発できるツール「Bootstrap」をリリースしたと発表した。Apache License, Version 2.0の下、Githubで公開されている。

 Bootstrapは、Twitter内部の開発者がサービス開発で不統一なライブラリを利用することで生じていた問題を解決する目的で立ち上げられた。数カ月にわたる改良の後、今回一般に向けて安定版を公開したという。

 同ツールはCSSとHTMLの最新のブラウザ技術を利用しており、文字フォント、フォーム、ボタン、表組みやナビゲーションなどを簡単に作成できるとしている。

 bootstrap

 Twitterは人気アプリの機能を公式ツールに取り込むなどでサードパーティーから批判を浴びたことがあり、最近は開発者サイトの設置画像アップロードAPIの提供などでサードパーティーとの関係改善に取り組んでいる。同社によると、7月時点の開発者数は75万人以上で、アプリは100万本以上だという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ