日本HP、金融機関向け高性能ラックマウント型サーバを発表

マイクロ秒単位での処理が求められる金融システム向けのHPC製品となる。

» 2011年08月30日 15時05分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月30日、2Uサイズのラックマウント型サーバの新製品「HP Proliant DL380 Generation 7」を発表した。マイクロ秒単位での処理が求められる証券取引システムなどのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)が要求される金融市場向けに同日から提供を開始した。

HP Proliant DL380 Generation 7

 新製品は、CPUに4.4GHzのインテル Xeon X5698を採用し、低遅延処理を可能にした。独自の省電力機能や高効率の電源供給、遠隔監視などが可能なソフトウェア「HP Integrated Lights-Out 3」を搭載する。

 価格は461万7900円。同社ではこれまで製造や学術分野向けにHPC製品を提供した実績があり、金融向けにも提供実績を広げたい考え。

変更履歴……初出時に「18日から出荷」とありましたが、発表内容の修正に伴い、変更しました。

お詫びと訂正……製品名に一部誤りがありましたので訂正いたしました。

関連キーワード

HP | 日本 | 金融 | HPC


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ