あなたはどっち? AppleスタイルとGoogleスタイルオルタナブログ通信(2/3 ページ)

» 2011年11月12日 12時00分 公開
[森川拓男,ITmedia]

AppleとGoogleの違いとは?

 Googleのサービスが永遠にβみたいなものだというのはよく言われる話です

 完ぺきを目指すApple、取りあえずリリースしちゃうGoogle:海外速報部ログ


 佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の講談社は3日で75万部とかジョブズの伝記でこれだけもうけるなら、全社員にソニーの電子書籍端末じゃなくiPad配っとくべきだったのではないだろうか!?によると、伝記本『スティーブ・ジョブズ』が出版不況にもかかわらず、「発売3日目で75万部という爆発的な売れ行き」だそうだ。

 オルタナブロガーの中にも『スティーブ・ジョブズ』を読んでいる人が多い。なかでも興味深かったのが、佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」の完ぺきを目指すApple、取りあえずリリースしちゃうGoogleに書かれていたGoogleについての感想だ。

 「Googleのサービスが永遠にβみたいなものだというのはよく言われる話ですが、今日記事にしたGmailもまさにそんな感じ」という佐藤氏は、伝記で「ジョブズが製品を完ぺきにするためにどれだけ力を注いだかを読んでいる最中ということもあり、Googleは対照的だなぁとつくづく思った」という。佐藤氏は「どっちがいいとは言えない」とした上で、「どちらかというと、私はGoogleのやり方が好きだ」と告白。「サービスは多くの人からの『こうなったら便利なんだけどなー』というフィードバックを反映させるとそれなりに便利になると思う」というのだ理由だ。「反映されるかどうかは分かりませんが、フィードバックできるのがGoogleのいいところ」なのだと。

 AppleスタイルとGoogleスタイル、読者はどちらが好きだろうか。

ソーシャルメディアで共有すること

 自分がいいと思ったサイトなら、それが古い新しいに関係なく、どんどんツイートなどで友達に知らせていいと思います。というか、どんどん知らせるべきです。

 いいと思ったら、古い新しいにかかわらずどんどん紹介するのがソーシャル時代のあり方では:点をつなぐ


 FacebookやTwitterなど、ソーシャルメディアの話題にはこと欠かないが、高橋誠氏「点をつなぐ」のいいと思ったら、古い新しいにかかわらずどんどん紹介するのがソーシャル時代のあり方ではには、考えさせられた。

 「サイトの『古さ』を判断できる」サイトが紹介されていたのを見た高橋誠氏。そこには「すごいサイトを見つけたと思ってドヤ顔でツイートしたときに、『そんなの知ってるよ』と言われてがっくりしないように使ってみたら」とあったが、「それは違うだろう」と思ったという。「自分がいいと思ったサイトなら、それが古い新しいに関係なく、どんどんツイートなどで友達に知らせていいと思います。というか、どんどん知らせるべき」だという。

 高橋氏のエントリーで興味深いものをもう1本紹介しよう。クラウドサービスの危うさを書いたChromeを使っていて感じたクラウドサービスの便利さと危うさだ。「Windows 7のノートパソコンとMac Bookを使っていて、ブラウザーは両方ともGoogle Chromeをメインで使っている」という高橋氏は、「先日Windowsの方でChromeに拡張機能をインストールしたら、いつのまにか同じ拡張機能がMac BookのChromeにもインストールされていたのには、ちょっとビックリ」したという。そして「自分の使っている複数の機器で環境やデータなどを同期、共有できるクラウドサービスの便利さ」を実感したのだ。

 ただし、同時に「万一Googleのアカウントとパスワードが盗まれてしまうと、Chromeで保存していた他のWebサービスのパスワードなども全部ばれてしまう」と警告する。「スマートフォンも含めて、万一自分の使っているデバイスをなくしたり盗まれたりしたら大変なことになる可能性」があるのだ。情報をどこまでクラウドサービスに預けるか、悩みどころである。

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