A10 ネットワークス、プロバイダー向けADCの新製品を発売

低価格・低消費電力を特徴にしたエントリーモデルなど3製品を提供する。

» 2011年12月01日 17時57分 公開
[ITmedia]

 A10 ネットワークスは12月1日、サービスプロバイダー向けアプリケーションデリバリーコントロール製品「AXシリーズ」の3つの新モデル「AX 1030」「AX 3030」「AX 5200-11」を発表した。同日から提供を開始している。

 エントリーモデルのAX 1030およびAX 3030は、Intel Sandy Bridgeのプロセッサと64ビットの独自OS「ACOS」を採用し、性能の向上と低消費電力化を図った。AX 1030では最大で毎秒43万のレイヤ4接続が可能なほか、7.5Gbpsのスループットで最大消費電力量を155ワットに抑えた。AX 3030では最大で毎秒58万のレイヤ4接続と27Gbpsのスループットを実現し、消費電力量を最大188ワットとした。

 また上位モデルの2UサイズのAX 5200-11は、6コアのWestmereプロセッサと64ビットACOSを採用し、毎秒450万のレイヤ4接続、最大消費電力量660ワットの性能となっている。

 希望小売価格(税別)は、AX 1030が349万9000円から、AX 3030が869万9000円から、AX 5200-11が3999万9000からとなっている。

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