日本オラクルはデータ分析専用マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine」を国内で販売開始した。
日本オラクルは3月27日、インメモリ型のデータ分析専用マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine」を国内で販売開始した。
同製品はインメモリのビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェアとハードウェアで構成されたシステム。同社のBI製品群「Oracle Business Intelligence Foundation Suite」の最新版や、インメモリデーターベース製品「Oracle TimesTen In-Memory Database for Exalytics」を搭載する。BI Foundation Suiteに含まれる多次元データベース「Oracle Essbase」は、1テラバイトのメモリと40コアのプロセッサを活用して、大容量データの分析や予測、計画処理を行う。TimesTen In-Memory Database for Exalyticsは、カラム圧縮機能により大量データをインメモリ内に保有することができ、異なる複数の物理データソースに格納されているデータをメモリ上に統合して高速処理を実現する。これらの機能によって高速なデータ分析が可能となり、ユーザーのリアルタイムな意思決定に貢献する。
また、Exalytics In-Memory Machineは、40 Gb/sのInfiniBandとソフトウェアの拡張により、高速データベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」と統合できる。
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