Twitterのデスクトップ版公式アプリ「TweetDeck」が3月31日の朝から停止した。Twitterのサービス自体は稼働しており、Webや他のクライアントアプリで利用できる。【UPDATE】同日午後、再開した。
米Twitterのデスクトップ版公式WebアプリであるTweetDeckが、日本時間の3月31日午前5時くらいからダウンしている。Web版のTwitterやAndroid、iOSの公式アプリは利用できる。
Twitter(のTweetDeckチーム)は公式Twitterで、「TweetDeckは、ある問題の原因調査のため、現在停止しています。ご迷惑をおかけします」とツイートした。
Twitterからは上記のツイート以外に詳しい説明はまだないが、米TechCrunchによると、ジェフ・エバンソンと名乗るTweetDeckユーザーから、TweetDeckから多数のユーザーアカウントにアクセスできるバグを発見したというメールを受け取ったという。エバンソン氏はTweetDeckに対しても「TweetDeckのバグのせいで数百のアカウントにアクセスできました」としてそれを証明する画像付きのツイートを投稿している。
TweetDeckが停止したのは、この投稿の約2時間後だ。エバンソン氏はTweetDeck宛てに「もし私のやったことやその方法を知りたければダイレクトメッセージをください。サービスの早期復旧を望んでいます」とメッセージを送っている。
TweetDeckは、2008年に英TweetDeckが公開したTwitterのクライアントアプリ。Twitterが2011年5月に同社を買収し、デスクトップ版Webアプリを公式アプリとした。同アプリは3月23日に大幅にアップデートされている。
【UPDATE】31日午後1時ごろから、利用できるようになっている。午後1時12分、TweetDeckが公式Twitterで復旧とお詫びを告知した。
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