Googleが“1億7000万人”のGoogle+ユーザーに向けて、Google+を大幅にアップデートした。
米Googleは4月11日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」をアップデートし、ユーザーインタフェースやデザインを変更したと発表した。
エンジニアリング担当副社長のヴィック・ガンドトラ氏は発表文で、Google+の1億7000万人以上のユーザーは、Google+を検索、Gmail、YouTubeなどGoogleの全サービスを利用するための“ソーシャルレイヤー”として使っており、今回のアップデートはその利便性をさらに高めるためのものと説明する。「このアップデートはよりシンプルで美しいGoogleを作り出すという取り組みを促進する」(ガンドトラ氏)
GoogleがGoogle+の具体的なユーザー数を明らかにしたのは2011年10月以来のことだ。その時点でのユーザー数は4000万人だったので、半年で325%増加したことになる。もっとも、1月から新たにGoogleのアカウントを作成すると、自動的にGoogle+のアカウントも作成するようになったため、1億7000万人のユーザーのすべてがGoogle+を実際に使っているかどうかは不明だ。ラリー・ペイジCEOは4月5日に発表した所信表明で、Google+のアクティブユーザーは1億人だとしている。
同社は3月にプライバシーポリシーを更新し、Googleの全サービスの個人情報を統合した。これにより、Google+はYouTubeやGmailの連絡先など、さまざまな他のサービスと連係するようになった。
Google+のログインページには新機能の説明があり、アップデート後に初めてログインすると、新機能についての説明が表示される。
米Facebookのタイムラインに似た新しいデザインやハングアウトの新機能など、具体的なアップデート内容については別記事を参照されたい。
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