AWSが企業顧客向けに、クラウドベースのデータ検索サービス「CloudSearch」のβ版の提供を開始した。Amazonのサービス内検索エンジンA9を採用している。
米Amazon.com傘下のAmazon Web Services(AWS)は4月12日(現地時間)、クラウドベースの検索サービス「CloudSearch」のβ版を発表した。Amazonのサービス内検索と同じ、検索技術開発子会社A9.comの技術を採用する。
料金は同社の他のクラウドサービス同様に従量料金で、料金体系はやや複雑だが、1カ月当たり100ドル以下で利用できるとしている。
検索ドメインをAWS上に作成し、検索したいデータをJSONあるいはXMLファイルとしてアップロードすると、CloudSearchが自動的に必要なリソースをプロビジョニングし、検索インデックスを作成する。企業は「Google Search Appliance」のようなハードウェアを購入せずに、自社データの検索が可能になる。
AWSは詳しい利用方法を公式ブログで説明している。
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