新規スマートフォン購入者の61%以上がAndroidを選択――米comScore調べ

端末を買い換えた米携帯電話ユーザーの47.5%がスマートフォンを選び、そのうちの61.5%がAndroidを、25.2%がiPhoneを選んだ。

» 2012年07月26日 12時31分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 スマートフォンを初めて購入する米国の携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン)ユーザーのうち、61.5%が米GoogleのAndroid搭載端末を選んだ――。米調査会社comScoreは7月25日(現地時間)、毎月発表している携帯市場調査「comScore MobiLens」の米国における2012年4月時点(2月〜4月の平均)の結果を発表した。

 同期間中に端末を買い換えた携帯電話ユーザーのうち、47.5%がスマートフォンを選んだ。米国ではまだスマートフォンユーザーより携帯電話ユーザーの方が多いが、年内には逆転するとcomScoreはみている。

 初めてのスマートフォンとしてAndroidに次いで選ばれたのは米AppleのiPhone(25.2%)、次は米MicrosoftのWindows Phone(7.1%)だった。

 スマートフォンからスマートフォンへの買い換えでは、AndroidとiPhoneの順位は変わらないが、Androidは54.2%、iPhoneは33.5%と差が縮まる。これは、次も同じOSを選ぶ(=忠誠度が高い)率が、iPhoneユーザーの方が高いことを意味する。カナダResearch In MotionのBlackBerryユーザーの忠誠度も高く、携帯電話からBlackBerryに買い換える購入者は4.8%だが、スマートフォンからの買い換えでは9.6%になる。

米OS別スマートフォン購入者ランキング(2012年4月)
順位 メーカー名 携帯→スマートフォン(%) スマートフォン→スマートフォン(%)
1 Google 61.5 54.2
2 Apple 25.2 33.5
3 Microsoft 7.1 3.0
4 RIM 4.8 9.6
13歳以上が対象。3カ月の平均値(資料:comScore mobiLens)

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