TwitterがiPhone、iPad、Androidの公式アプリをアップデートした。プロフィールページにFacebookのタイムラインのような画像を設置できるようになり、iPadアプリはかなりユーザーインタフェースが変わった。
米Twitterは9月18日(現地時間)、米AppleのiPadとiPhone、米GoogleのAndroid向け公式アプリをアップデートしたと発表した。iOS版はバージョン5.0に、Android版はバージョン3.4.0になった。iPad版は特徴的だったページを重ねるように表示するユーザーインタフェース(UI)ではなくなった。
いずれも、プロフィールページにFacebookのようなヘッダが表示されるようになった。このヘッダの画像の設定は、モバイルアプリからもできる。プロフィールページにツイートに添付した画像の一覧が表示されるようになった。この画像一覧は左右のスワイプで閲覧でき、タップすると単独で表示できる。Android版では、画像をピンチ&ズームすることも可能だ。
以前は1画面で表示できたプロフィールの説明テキストが、iPhoneとAndroidではヘッダ部分を左にスワイプしないと読めないようになった。iPadでは、長いテキストの場合全部表示されない(表示部分の最後が「...」になる)。
iPadでは、これまではタイムラインでツイートをタップすると右からスライドしてくる別のページにそのツイートが表示されるUIだったが、タイムライン上で拡大表示されるようになった。そのまま上下にスワイプすれば、タイムラインの続きが読める。
iPadの左カラムのメニューがコンパクトになり、iPhoneと同じ項目に統一された(以前はトップに自分のアイコンがあり、上から「タイムライン」「@ツイート」「メッセージ」「リスト」「プロフィール」「検索」となっていたのが、「ホーム」「つながり」「見つける」「アカウント」になった)。複数アカウントの切り替えがこの左カラムでできなくなり、「アカウント」をタップして自分のプロフィールページを表示し、ヘッダの右下にあるボタンをタップして切り替えるようになった(iPhoneとAndroidでも同じUIになった)。
なお、今回のアップデートにより、公式モバイルアプリからの画像アップロードにサードパーティー製アプリを使えなくなった(詳細記事)。
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