「Facebookクーポン」が有料化 400以上「いいね!」のページで利用可能に

4月に一部のFacebookページ向けにβリリースした「Facebook Offers(日本では「Facebookクーポン」)が有料化され、400人以上のファンを持つページが発行できるようになった。

» 2012年09月24日 06時47分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebookは9月20日(現地時間)、4月にβリリースしたクーポン付き広告サービス「Facebook Offers(日本では「Facebookクーポン」)」の世界規模での提供を開始したと発表した。それに伴い、有料化し、新機能を追加した。

 Facebookクーポンは、400人以上のファンを持つFacebookページがファン向けに発行できる。Facebookページの管理人は、タイムラインに追加された「クーポン、イベントなど」を選択することでファン向けのクーポンを発行できる。

 coupon 1 「ITmedia 海外速報部」ページでもクーポンが発行できるようになった

 クーポンは、ページのタイムラインと、そのFacebookページのファンのニュースフィードに表示される。ファンのニュースフィードに表示することで、新たなユーザーの獲得の可能性が広がるとしている。

 ユーザーが「クーポンを入手」をクリックすると、クーポンがメールで送付され、これをクーポン発行元のショップなどの店頭で表示することで割引や追加サービスを受けられる。

 coupon 2 クーポンの例。「Get Offers(日本では「クーポンを入手」)」をクリックするとクーポンがメールで送られてくる

 同サービスはβ段階では無料だったが、今後は1回当たり最低5ドルの有料サービスになった。料金は、設定する配信数によって異なる。

 また、クーポンにバーコード、QRコード、暗証コードを含めることが可能になった。この機能は、β版で最もリクエストが多かったという。

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 Facebookは8月にはモバイルアプリ広告サービスを立ち上げ、9月14日にはターゲティング広告サービス「Facebook Exchange」を一般公開するなど、広告関連サービスの拡充を進めている。

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