米Facebookは9月1日(現地時間)、企業向けタイムライン「Facebookページ」への無効な「いいね!」の自動削除機能を強化すると発表した。平均すればページの1%のいいね!が削除される見込みという。
Facebookページは、Facebookの説明によると、企業やブランドがユーザーに向けて情報や広告を発信するためのサービス(個人でも利用できる)。ページのいいね!をクリックしたユーザー(=そのページの「ファン」)のニュースフィードに企業の情報を表示できるので、いいね!数が多いほど企業のプレゼンス強化につながる。なお、個人アカウント(いいね!数の上限は5000人)と異なり、いいね!数に制限がない。
Facebookが削除するのは、いいね!獲得を目的とするマルウェアによるもの、偽アカウントによるもの、だまされてクリックしてしまったユーザーのもの、販売業者からバルクで購入したもの、など。こうしたいいね!を識別し、対処するよう自動削除システムを強化したという。
Facebookは、こうした無効ないいね!はFacebookの利用規約に反するだけでなく、企業にとってもメリットにならず、本当にそのページに興味のあるユーザーとだけつながる方が企業とユーザーの双方にとって有益だとしている。
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