本体無償で機能に課金、IIJがネットワーク機器利用の新サービス

機器を無償提供し、機能に課金する新しいビジネスモデルになるという。

» 2013年01月22日 13時16分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月22日、ネットワーク機器利用に関する新サービスを2月14日から提供すると発表した。機器は無償提供し、機能に課金するという新たなビジネスモデルだという。

 新サービスは、ネットワーク管理の仕組みをOEMとしてサービス事業者向けに提供している「SACM」の1つとなるもので、サービスアダプタの「SA-W1」という機器を使用する。SA-W1のVPNや無線LANなどの機能を「レシピ」と呼び、サービス事業者は顧客が必要としている機能を月額課金サービスとして提供する仕組みとなる。

 まずグループ会社のIIJグローバルソリューションズが法人向けにサービス提供を予定。同社は「IPsec-VPNレシピ」「無線APレシピ」の2種類を用意する。顧客は機器を購入することなく、必要な期間だけに必要なネットワークを安価に構築できるメリットがあるという。

 IIJでは今後、「L2-VPNレシピ」「LTE+3Gモバイルアクセス冗長レシピ」「mrubyスクリプトレシピ」「WAN高速化レシピ」なども提供を計画している。

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