日本IBM、マーケティング支援のソフトウェア製品群をリリース

複数接点での顧客行動の分析からオンラインとオフラインを跨ったマーケティング施策までを実現するという。

» 2013年02月04日 11時52分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは2月4日、マーケティング支援ソフトウェアの新製品群「IBM Enterprise Marketing Management V9.0」を発売した。モバイルやPCのWebサイト、コールセンターなど複数接点での顧客行動の分析や、オンライン・オフライン(O2O)によるマーケティング施策などの課題を解決するという。

 新製品は、2010年に買収したUnicaやCoremetrics製品を統合し、新機能を追加した。販売促進キャンペーンの計画から実行、測定までを支援する「IBM Campaign」や、Webサイトでの顧客行動を分析する「IBM Digital Analytics」、マーケティング予算とプロセス管理の「IBM Marketing Operations」、O2Oの販売データを統合して総合的なマーケティング活動を支援するという「IBM Digital Analytics Multichannel」など20種類以上のソフトウェアで構成される。

 また、複数チャネルにわたる購買行動の分析から個々の顧客に適切な推奨(レコメンデーション)を提示できる機能や、キャンペーンの進捗、デジタルにおける行動データをリアルタイムに管理できる機能、他社のマーケティングシステムのデータを取り込んで活用する機能なども提供する。

 価格は個別見積り。個々の製品もしくはパッケージをオンプレミスやSaaSで利用できる。

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