クラウドに関する製品やサービス群を新たに、「FUJITSU Cloud Initiative」として体系化し、全てのクラウド領域でサービスを提供する。
富士通は5月14日、企業のクラウドファーストニーズに対応するため、クラウドに関する製品・サービス群を「FUJITSU Cloud Initiative(フジツウ クラウド イニシアチブ)」として新たに体系化し、クラウドビジネスを展開することを発表した。
「FUJITSU Cloud Initiative」は、企業のICTへのニーズに対して、プライベートクラウドからパブリッククラウド、インテグレーションからIaaS、PaaS、SaaSなど、全てのクラウド領域において、クラウドの最適解を提供する富士通の継続的な取り組みという。その第一弾として、新サービス10種(IaaS:2種、PaaS:4種、クラウドインテグレーションサービス:4種)、強化サービス2種(PaaS:1種、セキュリティサービス:1種)を提供する。
新サービスとしては、パブリッククラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5専用サービス」とプライベートクラウドサービスの「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted」、クラウド連携・統合基盤「FUJITSU Cloud PaaS RunMyProcess」、SaaSアプリケーション開発共通基盤「FUJITSU Cloud PaaS Cloud Service Enabler」、ソーシャル連携を実現する基盤サービス、モバイル活用を実現する基盤サービス、「FUJITSU Cloud Integration Serviceクラウド導入アセスメントサービス」「FUJITSU Cloud Integration Serviceクラウド導入サービス」「FUJITSU Cloud Integration Serviceクラウド運用管理サービス」「マルチクラウド環境の統合運用を実現するサービス」が2013年5月以降に提供される。
また、富士通では、適材適所のクラウド利活用に向け、クラウドスペシャリスト100人、クラウドインテグレーター2000人でクラウドインテグレーション体制を強化するという。
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