あと約10日で廃止になる「Google Reader」からの避難先最有力候補のFeedlyが、バックエンドサービス「Feedly cloud」を公開した。主なWebブラウザから、プラグインのインストールなしにアクセスできる。また、IFTTTなど9つのサードパーティーサービスがFeedly cloudに対応した。
米Feedly.comは6月19日(現地時間)、RSSリーダー「Google Reader」のバックエンドサービスに代わるクラウドサービス「Feedly cloud」を公開したと発表した。7月1日のGoogle Reader終了前にこのWebサイトで「Import Your Google Reader」をクリックすれば、Google ReaderのデータをFeedlyにインポートできる。
また、主なWebブラウザ(Google Chrome、Firefox、Internet Explorer、Operaなど)では、プラグインや拡張機能をインストールせずに利用できる。iOSおよびAndroidのクライアントアプリも用意されている。
FeedlyはサードパーティーにAPIを提供しており、同日、IFTTTやSprout Socialなど9つのサービスがFeedly cloudに対応した。200以上の開発者がAPIをリクエストしており、今後対応サービスが拡大していく見込みという。
Feedlyは米GoogleがGoogle Readerの終了を発表した直後から、「ノルマンディ作戦」としてバックエンドの構築とAPIの提供を宣言した。
米Diggも前日、Google Readerからデータをインポートできる「Digg Reader」を発表したが、こちらの公開は24日だ。
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