開封後数秒で自動的に消滅するメッセージを投稿できる人気のモバイルアプリを手掛けるSnapchatが、総額6000万ドルの増資を完了した。同サービスを使った投稿は、1日当たり2億件を超える。
開封後数秒で消えるメッセージングアプリSnapchatを手掛ける米Snapchatは6月24日(現地時間)、シリーズBラウンドの増資の完了と、新たな取締役の就任を発表した。
取締役に加わるのは、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのマイケル・リントン会長兼CEO。
今回のラウンドはIVPがリードし、General Catalyst、Benchmark Capitalなどが参加した。AllThingsDによると、総額6000万ドル。
Snapchatは2011年9月創業で、同名のモバイルアプリ(iOSおよびAndroid版)はその手軽さが受け、特に若者の間で人気だ。2012年11月には米Facebookがほとんど同じ機能を持つアプリ「Poke」を公開している。
Snapchatは公式ブログで、Snapchatによる投稿が1日当たり2億件を超えることを明らかにした。今回の増資の目的は、この膨大なトラフィックをサポートするためのサーバ料金の確保と、エンジニアリングチームの拡大という。
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