「Windows 8」搭載デバイスのパートナー販売にインセンティブを与えるなど、米Microsoftは昨年来掲げる「デバイス&サービス」を推し進めていく。
米Microsoftがテキサス州ヒューストンで開催中のパートナー向け年次カンファレンス「Microsoft Worldwide Partner Conference(WPC) 2013 Houston」。初日となった7月8日午前のキーノートでは、同社が戦略として推し進めている「デバイス&サービス」に関する新たなパートナープログラムが発表された。
「TouchWins」はデバイス製品の販売奨励プログラム。最新OS「Windows 8 Pro」を搭載するPC、タブレット端末などを販売するパートナーに対してインセンティブを付与する取り組みで、これによって、デバイスやWindows 8の売り上げを伸ばしたい考えだ。
オフィススイート製品のクラウドサービス「Office 365」のパートナー施策も強化。パートナー企業によるライセンスの仕入れ販売を可能にするオープンライセンスモデル「Office 365 Open」の適用範囲を拡大し、これまでのユーザー数250未満という中堅・中小規模にとどまらず、エンタープライズ(E1、E3、Pro plus)や、政府(Government)、教育(Academic)に向けたライセンスも対象にする。
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