2013年中にタブレットの出荷台数がノートPCを超えると予測するNPDは、2014年にはタブレットがノートPCの2倍になるとしている。
米調査会社のNPD DisplaySearchが7月29日(現地時間)に発表した四半期ごとのモバイル端末の予測リポートによると、2014年の世界における予想出荷台数は、タブレットが3億6400万台、ノートPC(ウルトラスリムPCを含む)が1億7700万台で、タブレットがノートPCの2倍以上になるという。
同社は、1月に発表した予測で、2013年中にタブレットがノートPCを抜くとしている。その後の調査でタブレットの出荷ペースは加速しており、特に新興国市場で顕著だという。
2017年にはタブレットの出荷台数は5億8900万台になり、減少し続けているノートPCの出荷台数は1億7600万台になるとNPD DisplaySearchは予測する。
タブレットを画面サイズで見ると、2012年には9インチ以上のモデルの方が9インチ未満のモデルより多かったが、2013年には逆転して9インチ未満がタブレット全体の59%になり、2015年には63%になるという。画面の小さいタブレットは比較的安価になるため、新興国市場でのタブレット普及に大きな影響を及ぼすとNPD DisplaySearchは指摘する。
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