日本生命、営業支援システムの導入で情報蓄積と営業活動の見える化を実現導入事例

日本生命は、営業の効率化を支援するサービスパッケージ「eセールスマネージャーRemix Cloud」を導入した。

» 2013年09月10日 17時43分 公開
[ITmedia]

 日本生命が営業の効率化を支援するソフトブレーンのサービスパッケージ「eセールスマネージャーRemix Cloud」を導入し、情報蓄積と営業活動の見える化に着手した。ソフトブレーンが9月10日に発表した。導入支援をニッセイ情報テクノロジーが行った。

 日本生命では従来、営業職員のチャネルを中心に保険販売を行ってきたが、顧客ニーズや生活スタイルが多様化し、営業職員チャネルだけでは接点を持つことが難しい顧客も増えてきていることから、近年はその他のチャネルも強化している。その一つの代理店チャネルについて、日本生命は1万店体制を構築するなど、着実に組織を拡大してきたという。しかし、組織としての営業活動履歴などの情報蓄積と、その蓄積された情報の分析、次の営業活動の改善を行うための「営業の見える化」が重要な課題となっていた。

 また、生命保険業界ではさまざまな法令・ルールに従って情報の管理や報告が行われている。日本生命ではそれらを管理する仕組みがチャネルの多様化とも相まって年々複雑化しており、情報の管理・報告体制を整備し、業務を効率化することも大きな課題だった。こうした課題を解決するため、「eセールスマネージャーRemix Cloud」の導入を決定したという。

 採用の決め手は、(1)一からシステム開発を行うケースに比べ、大幅に導入期間とコストを削減でき、システムリリース後も収集する営業情報などを業務課題に応じて柔軟に変更できること、(2)1800社を超える営業支援システム(SFA/CRM)の導入実績を持つソフトブレーンによる具体的な課題解決策の提案、(3)多くの企業の成功・失敗事例をもとに、営業支援システムの活用・定着を推進するためコンサルティングサービス――の3点だ。

 ソフトブレーンは、営業支援システムを単なるツールとして提供するだけではなく、結果につながる仕組みが構築できるよう、引き続き日本生命と一緒になって取り組んでいくとしている。

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