キヤノンITS、仮想環境で動作可能なUTMを発売

キヤノンITソリューションズとトライポッドワークスが協業し、「SECUI MF2 Virtual Edition」を発売する。

» 2013年10月09日 14時42分 公開
[ITmedia]

 キヤノンITソリューションズ(CITS)とトライポッドワークスは10月9日、ネットワークセキュリティ分野での提携を発表した。協業の第一弾としてCITSがUTM(統合脅威管理)の仮想アプライアンス版「SECUI MF2 Virtual Edition」を2014年1月に発売する。

 「SECUI MF2」は、韓国のSECUIが開発するUTMのセキュリティアプライアンスで、国内ではトライポッドが日本版の開発とサポートを担当し、2008年の国内発売以来7000社以上の導入実績があるという。CITSが販売するVirtual Editionは、層とウェアで提供され、仮想化環境で運用するもの。個々の仮想環境ごとのポリシー設定ができ、きめ細かい利用形態に対応するという。同製品はCITSが総販売元となって顧客や販売パートナーに対するビジネス開発を行う。

 今後は3社共同で仮想環境におけるネットワークセキュリティ市場の開拓を進めていくという。

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