故スティーブ・ジョブズ氏の宿願だったAppleの新本社キャンパスプロジェクトにようやくゴーサインが出た。移転は2016年半ばになる見込みだ。
米Appleの故スティーブ・ジョブズ氏が2011年に発表した新本社キャンパスの建設計画「Apple Campus 2 Project」を、地元クパチーノ市が承認した。ティム・クックCEOが自身のTwitterでツイートした。
この計画は2011年6月にいったん承認されたが、周辺の交通量への影響などへの懸念から計画の見直しを求められていた。今回の承認は2013年9月にAppleが提出した改定提案書に対するもの。10月15日の公聴会の後、市議会が全会一致で承認した。
2011年6月に公聴会で行われた新キャンパスについてのプレゼンテーションが、ジョブズ氏が公の場に立った最後だった。
米CNBCによると、クックCEOは2月の株主総会で、新キャンパスへの移転は2016年半ばになると語っている。
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