MOTEXが「LanScope Cat」最新版、XenAppやMS RDSに対応

資産管理ツール「LanScope Cat」の最新版ではサーバベースコンピューティング方式のシンクライアントのログ管理やMac OSなどへの対応を強化している。

» 2013年10月25日 11時05分 公開
[ITmedia]

 エムオーテックスは10月25日、IT資産/ログ管理製品の最新バージョンとなる「LanScope Cat7 Ver7.1.0.0」を発表した。サーバベースコンピューティング(SBC)方式のシンクライアントシステムのログ管理が可能な「バーチャルキャット」も併せて発売した。

 LanScope Cat最新版では従来のVDI方式によるシンクライアントシステムに加え、SBC方式のCitrix XenAppやMicrosoft Remote Desktop Serviceのログ管理に対応する。管理項目ではサーバへのユーザーのアクセス履歴や接続時間、操作内容などを取得でき、社外でシンクライアントを利用して業務を行う担当者の状況を把握できるという。XenAppのサーバへの負荷が小さいのも特徴。バーチャルキャットでもこれらの機能などを利用できる。

 またMac端末の管理機能を強化し、操作ログやWebアクセスログの取得、外部接続デバイスの制限といった機能を備える。iOSおよびAndroid端末の資産管理機能も強化され、モバイル端末/ログ管理のクラウドサービス「LanScope An」と連携してPCとモバイル端末の資産状況をユーザー単位で一元的に把握できるようになっている。システム構成も見直し、サブ管理サーバあたりの管理対象端末台数を従来の1000台から2500台に増強。PC5000台の管理環境ではサブ管理サーバの稼働台数を半減できる。

 新製品となるバーチャルキャットの販売価格は50ライセンス版で53万2800円(税別)から。

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