MOTEXとNEC、IT資産管理と不正接続防止で製品連携

MOTEXとNECは、MOTEXのIT資産管理製品「LanScope Cat」とNECの不正接続防止製品「InfoCage 不正接続防止」およびアプライアンス型センサー「InterSec/NQ」を連携させたサービスを発表した。

» 2013年09月18日 17時32分 公開
[ITmedia]

 エムオーテックス(MOTEX)とNECは、MOTEXのIT資産管理製品「LanScope Cat」とNECの不正接続防止製品「InfoCage 不正接続防止」およびアプライアンス型センサー「InterSec/NQ」を連携させ、来月上旬より提供開始すると9月18日に発表した。

 LanScope Catは、IT資産管理をはじめ、ログ管理、デバイス制御、Webアクセス制御まで、オールインワンでPCの統合的なセキュリティ管理を可能とする製品だ。2013年7月時点で6740社、610万クライアントの導入実績を持つ。クライアントPCやネットワークへの負荷の軽さが特長で、最大PC4万台の環境での稼働実績があり、特にセキュリティに厳しい官公庁・自治体、金融業界、大規模企業で高いシェアを持っているという。

 InfoCage 不正接続防止ならびにInterSec/NQは、持ち込みPCの不正接続防止製品だ。社内ネットワークに接続されたPCやスマートデバイスなどのIT機器を見える化し、不正なIT機器を検知した場合は、社内ネットワークへの接続を遮断する。IPv6にも資産管理・不正接続防止関連業界で先行して対応し、2013年3月時点で1000社に対してセンサー(InterSec/NQ)1万台以上の実績があり、1社で10万台以上の大規模での稼働実績もある。

 今回、LanScope CatとInfoCage 不正接続防止のデータベースを連携し、InterSec/NQをLanScope Catのセンサーとして使用することが可能になった。LanScope Catの資産管理のデータに基づき企業ネットワークへの不正接続防止をすることで、セキュアなネットワークを低コストで構築・運用できるという。

 MOTEXとNECは、これまでLanScope CatとNECの仮想PC型シンクライアント製品や統合ログ解析ソフトウェア製品で連携を行っている。今回の製品連携も、これらのセキュリティ領域における連携を強化するものであり、両社は製品連携を通してユーザの安心・安全なITシステム環境の実現を支援するとしている。

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