NTTデータ、運用管理ツールでNTT ComとAWSのクラウド環境に対応

OSSの統合運用管理ツール「Hinemos」のクラウド管理オプションをバージョンアップし、マルチクラウド環境への対応を図った。

» 2013年11月26日 15時33分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは11月26日、オープンソースソフトウェアの統合運用ソフト「Hinemos」のクラウド管理オプション最新版(v2.0)をリリースした。NTTコミュニケーションズの「Bizホスティング Cloudn」サービスとAmazom Web Services(AWS)のサービス、オンプレミス環境での運用管理を一元化できるという。

 最新版ではCloudnやAWSのサービスの死活監視、オンプレミス環境を含めた各種環境におけるしきい値監視や性能値の取得などがHinemosから行える。また、稼働が不要な時間帯のサーバ停止といったクラウドリソースの制御の自動化、各種クラウドでの課金管理が利用できるようになる。

利用イメージ

 オプションは有償のEnterprise版(個別見積り)とSourceForgeで公開される無償のStandard版があり、Standard版では同日からAWSに対応した。Enterprise版でのAWS対応は12月中旬の予定。Cloudnへの対応は両版とも2014年3月を予定する。また、今後はNTTグループのディメンションデータが提供する「MCP(Managed Cloud Platform)」サービスにも対応する計画という。

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