日本オラクル、Exalogicの新バージョンを発表

日本オラクルは、エンジニアド・システム新製品「Oracle Exalogic Elastic Cloud X4-2」の提供を開始した。

» 2014年01月23日 16時30分 公開
[ITmedia]
Exalogic Elastic Cloud X4-2

 日本オラクルは1月23日、エンジニアド・システム(ハードウェアやソフトウェア製品を最適化して組み合わせたアプライアンス)の新製品となる「Oracle Exalogic Elastic Cloud X4-2」の提供を開始した。

 Exalogic Elastic Cloud X4-2は、12コアのインテル Xeon Processor E5-2697 v2を採用したオラクルの最新x86サーバ「Sun Server X4」を搭載し、フルラック構成では720プロセッサ・コア、7.5テラバイトのメモリ、24テラバイトのフラッシュメモリを搭載している。ストレージには「Oracle ZFS Storage ZS3」を活用。単一ラック上に企業内でさまざまに展開されているアーキテクチャのシステムを集約し、IaaSを構築できるとしている。

 また、Exalogic上で稼働するオラクルアプリケーション専用の参照構成「Oracle Exalogic Oracle VM Templates for OracleApplications」を使って、アプリケーション統合までの時間を数週間から数分間に大幅に短縮できるという。

 日本オラクルではExalogicとOracle Fusion Middlewareを組み合わせることで、ユーザーにさまざまなメリットを提供できるとしている。例えば、Oracle Exalogic X4-2上で「Oracle WebLogic Server」を実行した場合、他社の汎用サーバ上でオープンソースのJava EE準拠のアプリケーションサーバを実行するよりも、アプリケーションサーバの性能を約26倍向上させるとしている。

 最小構成(1/8ラックモデル)での価格は4021万7409円(税別)。

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